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一般社団法人蛍光管リサイクル協会の解散にあたって

一般社団法人蛍光管リサイクル協会の解散にあたって

ご報告とお礼

 

一般社団法人蛍光管リサイクル協会は、5月10日(火)に2022年度総会を開催し、当初の目的を果たしたといえることから、2021年度をもって事業を終了し、この総会において解散を議決し、清算手続きをすすめることになりました。

一般社団法人蛍光管リサイクル協会は、2010年10月1日に設立して以来、蛍光管の適正処理のための社会システムづくりをめざして活動してきました。 

蛍光管には水銀が含まれており、それが廃棄物になったとき、適正な処理がもとめられることから、一般廃棄物の処理にあたる市町村に対しては蛍光管の分別回収システムを求めるとともに、事業者に対しては水銀含有廃棄物を取り扱うことができる廃棄物処理業者に産業廃棄物として排出することを促してきましたが、「水銀に関する水俣条約」のもとで国内対策として水銀含有廃棄物対策がすすめられてきたことにより、私どもが訴えてきたことが社会のルールになり、次第に定着してきたといえます。

他方では、照明の主役が蛍光管からLEDに代わるなかで、排出される蛍光管そのものが減少傾向になってきました。

このような事情を考え、今回の総会において解散の決議を行うに至ったわけです。

みなさまには、私どもの活動につきご理解いただき、長年にわたり支えていただき、本当にありがとうございました。

これから、解散の決議にもとづき清算手続きをすすめるとともに、これまでの活動のまとめを行い、保存すべき資料・データなどの整理にあたるため、事務所についてはいましばらく現在の事務所を維持してまいりますので、お気づきの点がございましたらお知らせいただければ幸いです。

ここにあらためてご支援いただいたみなさまに感謝の思いをのべ、ご報告とさせていただきます。

 

2022年5月10日

一般社団法人蛍光管リサイクル協会

代表理事 原  強

 

連絡先 TEL&FAX:075-255-2503

    メール:JRCC@mb6.seikyou.ne.jp